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わらべうたを子育てに
 
warabeuta

 奄美で長年にわたって保育に携わり、その後司書資格を取得し、県立奄美図書館司書も務めていた友人、嘉原カヲリさんが、『わらべうたを子育てに』を出版しました。
保育の場で、図書館で、学校で、そして奄美民話ライブラリーを通じて、地域で実践してきたわらべうた、絵本やあそびと組み合わせての豊富な事例を報告しています。奄美の島々で採集して、楽譜にしたわらべうたも収録されています。
出版社は、あさんてさーなhttp://asantesana-kg.jimdo.com/
鹿児島市緑ヶ丘町...2−23−41
TEL099−244−2386
FAX099−244−2730
地方小出版流通センター扱いです。書店でも注文できます。

 
奄美に限らず、地域に残されたわらべうたや民話を掘り起し、子育てに生かしていくという嘉原さんのこの視点はとても大切です。
保育士や司書、子育て支援に関わる方へ読んでほしい本です。
ただし、TRCでの扱いはないだろうから、TRCだけを頼りにしている図書館では、難しいかも。ぜひ、もよりの図書館にリクエストしてください。


長くなりますが、私が書いた書評です。

『わらべうたを子育てに』 嘉原カヲリ著
 心地よいリズムに、その土地の言葉をのせて、遠い昔から歌い継がれてきたわらべうた。そのリズムは胎内で聞いた母親の心臓の鼓動に似て、音域も狭く、誰にでもなじみやすい。半世紀前までは、日本中の子どもたちが、群れて遊びながら、自然に口にしていた。ところが、生活環境が大きく変化し、子どもたちが大勢で遊ぶことがなくなってきた。いきおい、わらべうたの伝承も危うくなっている。
 本書は、奄美で生まれ育ち、自然の中で遊びまわった子ども時代をおくった著者が、長じて郷里の保育者になり、「太陽と水と土の保育」に共感し、唄者の坪山豊さんはじめ、地域の方々との密度の濃いふれあいを通じて、わらべうたや島唄、民話を保育の場で継承してきた実践の貴重な記録である。
 活動の場は保育の中にとどまらず、奄美民話の会や子どもライブラリー、地域の親子教室、小中高校、さらに司書として勤務した図書館にまで広がっている。
保育所では、発達段階に応じて、一緒に遊び、散歩し、絵本を読んだりするなにげない日常の中に登場するわらべうたが紹介されている。運動会でも、わらべうたを使って親子で体を動かすプログラムを組んで、家庭や地域での伝承をはかっている。
現在、生まれた時からテレビなどの騒々しく刺激の強い機械音にさらされている子どもたち。親子の生のコミュニケーションは薄れてしまう。スマホにも子育てアプリが登場する時代。著者は、そんな環境でも、簡単な遊びができるわらべうたをいくつか知っていたら、どんなにか子育てがしやすいでしょう、と言っている。幸い、本書には、著者が奄美各地で集め、子どもたちが遊んできたわらべうたが楽譜付きで収録されている。奄美の言葉を理解できなくても、わくわくする気持ちを思い出せてくれるが、できたら音声で聴いてみたい。指宿まるごと博物館にアップされている昔話のように、図書館等のサイトで、これらのわらべうたを聴けるようにできたらなと思う。

 
posted by: tanechan | - | 11:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
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