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図書館は、希望への扉! 渡辺有理子さんの本『 リロダ』をおすすめします
 「リロダ」ってなんのことかわかりますか?

渡辺有理子さんの初めての創作本、『 希望への扉 リロダ』(アリス館)を手にして、リロダとは、ビルマの少数民族カレン族の言葉で”図書館”を意味するのだそうです。

渡辺有理子さんは、すずらん文庫を主宰する渡辺順子さんの娘さんです。小さいころから、自宅が文庫でもある環境で育って、大学卒業後、日本国際児童図書評議会(JBBY)勤務、私立小学校の司書をへて、2000年より3年間、(社)シャンティ国際ボランティア会の図書館活動指導員として、ミャンマー(ビルマ)から弾圧をのがれて、タイの難民キャンプで生活する人たちのための図書館づくりと現地で図書館運営に関わる図書館員の養成に携わった方です。(現在は、東京学芸大学附属国際中等教育学校の学校司書)

そのときの体験は、
図書館への道-ビルマ難民キャンプでの1095日』(すずき出版)として出版されています。
ぼくは図書館が大好き
世界でいちばん大好き
とても悲しい気持ちのとき
図書館に行くといつも気持ちが軽くなる


 図書館へ通う子どもたちの詩は、とても感動的です。

 図書館は、生きる上でなくてはならない大事な場所というのを子どもらしい率直な言葉で綴っています。

 私は、以前宮崎市で、渡辺有理子さんのお話を聞いたことがあります。難民キャンプでの渡辺さんたちの主な仕事は、現地で図書館を運営していくための必要なスキルを伝えることだったようです。

現地の司書さんたちと読み語りしていたというカレン語(難民キャンプの人たちの母国語)での『おおきなかぶ』の実演をしていただいたのが印象に残っています。

今回出版された『 希望への扉 リロダ』は、その難民キャンプのリロダで司書として働き始めたマナポが、民族としての誇りと希望をとりもどしていく物語です。

小学校中学年ぐらいから、読める本です。渡辺さんの講演を聞いた編集者が子どもの本として出版することを提案して書かれた本だそうです。(本が出版されるのに、編集者の役割はすごく大きいですね)

絵を描かれた小渕ももさんも、著者紹介によると、海外で居場所を移しながら創作を続けている方で、2004年から2008年まで、タイのチェンマイに住み、エイズの孤児施設で子どもたちと絵を描きながら創作活動をされているとか。
 
アウンサンスーティーさんの本などといっしょにブックトークして、ぜひ子どもたちに紹介してほしいです。私は、さっそく、司書課程や司書教諭課程の講義で学生たちに紹介しています。
(改めて、図書館や本の力に気がついたという学生が多いです)

ちょっと気が早いが、願わくば来年の椋鳩十賞になってほしいものです。(私が審査員なら推すのですが・・・)椋鳩十賞は、新人の児童文学作家を発掘する目的で創設されたのですが、作家だけでなく出版社も表彰するのです。渡辺有理子さんはもちろんですが、この本を出版を企画した編集者にもお礼を言いたい気持ちです。

みなさんもぜひ読んでみてください。
posted by: tanechan | 図書紹介 | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
南日本出版文化賞
 jihi

10月6日付南日本新聞で掲載されましたが、南日本自費出版大賞を受賞した本たちです。

大賞の「キセキ」は、骨膜腫のため、高校1年生で亡くなった娘さんとお母さんの闘病記です。
たいへんな病気と向き合いながら、懸命に生きようとした娘さんと仕事を辞めて、闘病生活を支えたお母さんの思いがあふれる本です。
ぜひ、同世代の子どもたちに届けたい本ですが、残念ながら非売品です。

準大賞は『あすっがー』と『癒しの仲間たち』
どちらも70歳代の女性の著作。『あすっがー』は、「あそぼう」という意味のかごっま弁。幼いころ遊んだわらべうたにまつわるエッセイ集ですが、ご本人のみごとな絵が添えられています。

『癒しの仲間たち』は、永い間、動物園に通い続けて撮りためた動物たちの写真集。ほおえましいシーンが満載です。文章がないので、子どもたちに、動物たちの気持ちになって、言葉を考えてもらうアニマシオンにも使えそう。

準大賞の2冊は、南日本開発センターで販売しています。

入選作も含めて、今年は女性の力作が揃いました。
しかも、いのちのメッセージがあふれているものばかりです。

posted by: tanechan | 図書紹介 | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
闘病記専門書店の店主が、がんになって考えたこと
 闘病記文庫の生みの親のひとり、埼玉の星野史雄さんが、ご自身の闘病記

闘病記専門書店の店主が、がんになって考えたことを出版されました。

さっそく、読んでいます。

あちこちに私の名前が出てきて気恥ずかしいのですが、この本は、個人の闘病記の域をはるかに超えていて、闘病記入門的な位置づけで、図書館には必ず置くべき本です。

私と星野さんの出会いは、『知りたがりやのガン患者』(農文協)の出版です。

当時星野さんは、最愛の奥さま、光子さんを乳がんのために亡くされ、闘病記をよみあさった体験を生かし、あらゆる病の闘病記を集めたオンライン古書店「パラメディカ」を開店されたころだったと思います。

私と『種まく子どもたち』(ポプラ社、角川書店)の著者佐藤律子さんを結びつけてくれた恩人でもあります。

朝日新聞の人脈記に「さすらいの闘病記おたく」のタイトルで紹介されたこともあります。

星野さんが集めた闘病記は、現在2800点にも及ぶそうです。図書館では、916に分類され、なんとも探しにくい闘病記を病名で検索できるようにしてあります。

その1冊1冊につけられた内容紹介は、あたたかく、わかりやすい。

だからこそ、実際に闘病生活をしている人たちや、その家族、あるいは看護師さんなど医療関係者にも注目を集めているのです。

ところが、その星野さん自身に、ステージIVの「大腸がん」が見つかり、肝臓と肺にも転移。2010年のことだそうです。この本によると、開腹手術と抗がん剤による治療で、現在もがんと戦い続けている現役がん患者です。

この本は、星野さんがこれまで読んでこられた膨大な「がん闘病記」の知識を活かして、「がんとの向き合い方」を伝えてくれる闘病記中の闘病記なのです。

巻末に病気別のオススメ闘病記リストも掲載されています。どんな本をおけばいいかわからない、という図書館関係者の必読リストですよ。(胃がんの項に、恥ずかしながら 『知りたがり・・・』も入っています)

posted by: tanechan | 図書紹介 | 10:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
読書を支えるスェーデンの公共図書館
 仲秋の名月というのに、隔週にやってくる台風が気になる日曜日。鹿児島は無事に通り過ぎてくれて、近所の小学校からは、運動会のにぎやかな音が聞こえています。運動会の季節が終わると、読書の秋。読書を支えるのは、図書館の役割です。

 本当は、間近に迫った会合のために急いで読まないといけない本があるのですが、夢中で読んでいるのが、この9月15日に出版されたばかりの『読書を支えるスェーデンの公共図書館』( 小林ソーデルマン淳子・吉田右子、和気尚美著 新評論)です。

 著者の吉田右子さんは、2010年『デンマークのにぎやかな公共図書館』で、あまり知られていないデンマークの図書館をイキイキと伝えてくださった方。その折に、となりのスェーデンの公共図書館にも関心をもち、スェーデンの図書館で働いている小林さんと知り合い、この本の出版が実現したのだそうです。

 この本の著書吉田さんが執筆されたなかに、

 スウェーデンでは、読者と本を結び付けるために行われるさまざまな文化活動のなかに、図書館がしっかりと位置づけられている。

 
たとえば、スウェーデンの公共図書館では、作家を招いて講演会やワークショップを開催することがよくある。これは大きな町だけのことではない。作家たちは、人口数千人の町の図書館にも気軽に出かけていって話をして、読者と直接語り合っているのだ。

 
個人の置かれている社会的・経済的状況にかかわらず、「人は誰しも本を読む権利があり、それを保証する場所が公共図書館である」という考え方が、100年にわたるスウェーデンの公共図書館の歴史のなかで揺らいだことはただの一度もない。そして現在、スウェーデンでは、図書館は地域社会においてなくてはならない施設であると同時に、誰にとっても親しみのもてる場所となった


という箇所があります。

 先日辻さんの講演で聞いたフランスと同じように、図書館がしっかり社会的に位置付けられ、取り組みが行われているんです。

 まだ、パラパラと拾い読みの段階ですが、これまでの視察報告だけではつかめなかった「図書館活動への住民の参画」、「学校図書館と公共図書館との連携」、「教員と司書のパートナーシップ」、「就学前の子どもたちへのプログラム」、子どもが本を選ぶ「本の審査員」などなど、「へーえ、そうなの、これは日本でもできそう」と思える内容が満載です。

 全部読んでないのですが、デンマークのときと同じく期待を裏切らない本だと思います。おすすめです。
posted by: tanechan | 図書紹介 | 10:52 | comments(2) | trackbacks(0) |
すぐれもの やっと出ました
 日本図書館協会にメールマガジンというのがあります。

会員用サービスですが、バックナンバーはネットでも読めます。

先日、「図書館の医療・健康情報サービスの研修テキスト 」 日本図書館協会健康情報委員会がテキスト執筆等の協力をしている『やって みよう図書館での医療・健康情報サービス』が日本医学図書館協会より刊行された。県立図書館等での医療・健康情報サービス研修をもとにまとめられ たものである。
 
http://plaza.umin.ac.jp/~jmla/pub/yattemiyo.html

との記事が載りました。

 こういう研修会は盛んにおこなわれるようになったのですが、地方に住む身にはなかなか参加がかなわないと思っていたところに、この情報。

早速、取り寄せました。

 とにかく、すばらしい出版物です。

 公共図書館で、医療や健康情報(闘病記を含む)のコーナーつくりたいな、でもどうやってつくればいいのか、資料の選定も知識もないし,自信がない、と感じている方は多いことと思います。中央での研修会に参加する機会もないし、と躊躇していた方に、おすすめです。

NPO法人から出版されたので、たぶんすぐなくなってしまいます。1冊1500円です。お早くどうぞ。

7月1日から、仙台市で、ともんけん全国大会があります。分科会に、「
地域を幸せにする医療・健康情報提供」というのがあるんですよ。思い切って参加して、学んできます。鹿児島でも地域を幸せにするために、医療健康情報サービス拡げていけたらいいなと思っています。

posted by: tanechan | 図書紹介 | 11:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
図書館の可能性
図書館サービスの可能性: 利用に障害のある人々へのサービス その動向と分析』 小林 卓、 野口 武悟編著
日外アソシエーツ 刊 という本が出版されています。

可能性



いつでも どこでも だれにでも 必要な本や情報を届けることを使命とする図書館ですが、実際は、図書館利用に困難を伴う人々がいます。

たとえば、図書館へ行くことが困難な高齢者、入院患者、さまざまなハンディキャップを抱えている方、在日外国人などなどです。

そのような“図書館利用に障害のあるすべての人々へのサービス”の実践・研究動向を一望できるレビュー論文集がこの本です。最近15年間の研究を中心に850件の参考文献を分析・紹介している気の遠くなるような作業を第一線で研究実践を続ける方々が記してくださった貴重な本です。

公立図書館を利用する在日外国人のための多文化サービス、病院患者サービス、特別支援学校などの学校図書館、点字図書館、おもちゃ図書館、矯正施設生活者の読書環境などの研究と取り組みを知りたい方にまず手にとっていただきたい本です。
posted by: tanechan | 図書紹介 | 12:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
おめでとう まはら三桃さん
  岡山市が贈る坪田譲治文学賞にまはら三桃さんの「鉄のしぶきがはねる」(講談社)が決まったという記事を朝日新聞で見つけました。

 まはらさんは、現在鹿児島市在住、とてもすてきな方です。

 実は、彼女が児童文学の道を歩み始めたころも、転勤族のご主人について鹿児島市に住んでいらしてちょっぴりおつきあいがあったので、今回の受賞はとってもうれしいです。心からお祝い申し上げます。

 当時の彼女は、幼いお子さんふたりの子育てに一生懸命な若いお母さんでした。たまたま、出版されたばかりの私の本「知りたがりやのガン患者」を読んで、それはていねいなお手紙をいただきました。そのなかに、実は児童文学の創作をやりたいという夢が語られていました。ちょうど、友人のさいとうきみこさんが、鹿児島に児童文学の書き手を育てる会をつくろうとしていた時期でもあったので、まはらさんを紹介しました。

 その後も御主人の転勤で各地に移り住んでも、鹿児島児童文学者の会「あしべ」に所属して、作品を発表し続けています。

 代表的な作品は、こちらでごらんください。
 中高校生(ヤングアダルト)向けに、ていねいに取材して書き下ろした作品が多いです。この受賞作は、北九州市を舞台にものづくりに取り組む工業高校の女子生徒を主人公にしています。まはらさん自身は、北九州出身でも、たぶんほとんど縁がなかった世界でしょう。それでも、読者をぐいぐいひきつけていく文章力はすばらしい。
 中高校の図書館で、ぜひ女子学生に読んでほしいなと思います。
 
 ほかに、長谷川義史さんが絵を描いた絵本「お父さんの手」(講談社)もあります。

 ついでに、ひとこと。

 岡山市文学賞のホームページを見て気がついたのですが、受賞者決定に伴う関連イベント
「おかやま文学フェスティバル2012」
2012年2月11日(土祝)〜3月20日(火祝)など、かなり幅広く市民が参加できる機会になっているようです。
 同じように椋鳩十児童文学賞を出している鹿児島市でも、参考にしてほしいな。
posted by: tanechan | 図書紹介 | 13:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
地球に残したぼくたちの足跡
tikyuuni 

地球に残したぼくたちの足跡 100人100旅プロジェクト
ユーホーブックス

同僚の先生から、寄贈された本です。

100人100旅プロジェクトが手掛けたシリーズ第3弾に、うちの卒業生が掲載されています。

大好きなインドにボランティアに出かけた幼稚園の先生、池田香さん。旅する幼稚園の先生として紹介されています。

若い女性の一人旅は、怖かったでしょ、と言われるけど、女一人旅だったからこそ、人を見極める力と判断力が身に付いたそうです。たった一度きりの人生、いつも笑顔で、自分がシアワセ、と思える人生をこれからも歩いていこうと結ばれています。

posted by: tanechan | 図書紹介 | 13:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
鉄のしぶきがはねる
 maharaまはら三桃さんの新作『鉄のしぶきがはねる』(講談社)が届きました。

工業高校機械科唯一の女子生徒を主人公に、「高校生ものづくりコンテスト」にいどむ姿を、綿密な取材に基づいて、描きだした作品です。

まはらさんは、北九州在住ですが、かごしまの児童文学文学者の会あしべ同人です。
新聞記者をされているご主人の転勤で鹿児島に住んでいらしたころ、この会に参加、作品を書き始めました。

『カラフルな闇』『最強の天使』『たまごを持つように』(いずれも講談社刊)に続いて、すでに4作目の出版です。

どの作品も、中高校生を主人公にしているのですが、実際に高校に足を運んで取材を重ねたうえで、ものがたりを自由奔放に紡ぎだしています。

しらずしらずに、まったく知らなかったものづくりに取り組む高校生の世界に、引き込まれていきます。

主人公の名前がいい。美郷心と書いて、「みさと しん」と読ませるのです。
心をとりまく家族や先生など、脇役たちの描写もすてきです。とくに、心のおばあちゃんは、「ものをつくるのに男も女もないよ」と励ましてくれるんです。なんだか、会ってみたくなります。

まはらさん、いい作品をありがとう。
若い人たちが、スポーツや音楽に打ち込むのと同じように、「ものづくり」に青春をかける高校生たちの姿がかっこいいと思えるような作品を書いてくださって。

たくさんの若い人に読んでもらえるといいですね。
posted by: tanechan | 図書紹介 | 15:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
蔵満逸司先生の著作、一挙紹介

kuramitu 

小学校の教育実習に出かけていた児童学科の4年生が戻ってきて、講義がにぎやかさを取り戻した。

なかには、知り合いの現場の先生からの伝言を届けてくれる学生もいる。

先日は、加世田小学校に実習に行って、蔵満先生の指導を受けたという学生から、先生の著作3冊を預かってきました、と届けてくれた。

蔵満先生は、鹿屋の寿北小にいらっしゃるころ、いのちの授業に招いてくださって、知り合った。まだパソコンにうとかった私に代わってホームページも開設していただいた。

その後奄美の名瀬小学校に赴任された5年間、なんどもお会いして、奄美の情報を届けていただいた。当時も、「奄美まるごと小百科」(南方新社)など何冊も奄美にまつわる興味深い本を出版された。教育実践もすばらしく、ハブ肉を使ったアマミバーガーを考案されたりした。

加世田に転勤されてから、近くにお住まいなのに、お会いする機会はほとんどなくなった。でも、あいかわらず精力的に、教育と執筆と両立されていらした。

この写真の3冊は、まったく分野が違うのに、ほとんど並行して仕事をすすめていらしたようだ。日ごろから頼まれた原稿は原則として断らないことにしている、という誠実な方。少しは見習わなくちゃあ。

さて、この3冊のうち、私のお気に入りは、「社会科クイズ608」。就活にはげむ大学生にも、クイズ形式で一般常識を身につけられそうな本である。

posted by: tanechan | 図書紹介 | 11:20 | comments(1) | trackbacks(0) |