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おめでとう まはら三桃さん
  岡山市が贈る坪田譲治文学賞にまはら三桃さんの「鉄のしぶきがはねる」(講談社)が決まったという記事を朝日新聞で見つけました。

 まはらさんは、現在鹿児島市在住、とてもすてきな方です。

 実は、彼女が児童文学の道を歩み始めたころも、転勤族のご主人について鹿児島市に住んでいらしてちょっぴりおつきあいがあったので、今回の受賞はとってもうれしいです。心からお祝い申し上げます。

 当時の彼女は、幼いお子さんふたりの子育てに一生懸命な若いお母さんでした。たまたま、出版されたばかりの私の本「知りたがりやのガン患者」を読んで、それはていねいなお手紙をいただきました。そのなかに、実は児童文学の創作をやりたいという夢が語られていました。ちょうど、友人のさいとうきみこさんが、鹿児島に児童文学の書き手を育てる会をつくろうとしていた時期でもあったので、まはらさんを紹介しました。

 その後も御主人の転勤で各地に移り住んでも、鹿児島児童文学者の会「あしべ」に所属して、作品を発表し続けています。

 代表的な作品は、こちらでごらんください。
 中高校生(ヤングアダルト)向けに、ていねいに取材して書き下ろした作品が多いです。この受賞作は、北九州市を舞台にものづくりに取り組む工業高校の女子生徒を主人公にしています。まはらさん自身は、北九州出身でも、たぶんほとんど縁がなかった世界でしょう。それでも、読者をぐいぐいひきつけていく文章力はすばらしい。
 中高校の図書館で、ぜひ女子学生に読んでほしいなと思います。
 
 ほかに、長谷川義史さんが絵を描いた絵本「お父さんの手」(講談社)もあります。

 ついでに、ひとこと。

 岡山市文学賞のホームページを見て気がついたのですが、受賞者決定に伴う関連イベント
「おかやま文学フェスティバル2012」
2012年2月11日(土祝)〜3月20日(火祝)など、かなり幅広く市民が参加できる機会になっているようです。
 同じように椋鳩十児童文学賞を出している鹿児島市でも、参考にしてほしいな。
posted by: tanechan | 図書紹介 | 13:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
本日より、鹿児島市公民館図書室司書募集受け付け開始
 鹿児島市の公民館図書室の司書の受け付けが始まるとの連絡をうけました。
鹿児島市は、各公民館に2名ずつ、司書を嘱託として採用しています。

各館にそれは熱心な方たちが採用されて、市職員が担当されていたころに比べて(失礼)みちがえるほどの実績をあげています。鹿児島市立図書館とネットワーク化されていますが、組織的には図書館分館ではなくて、公民館図書室です。
したがって、司書も5年間しか勤務できません。(市立図書館嘱託は10年)著作権上も制約があります。
 せめて、市立図書館嘱託司書並みにしてほしいです)

しかし、分館をもたない市立図書館の実質の地域分館としての役割を果たそうと頑張っています。

 司書さんたちがつくった自主的な学習会もありますから、ぜひ熱意のある人に挑戦してほしいです。(申し込み用紙は、各公民館まで。市のホームページとかには出ていません。まだまだアナログ優先のようです)

 なお、市立小中学校の司書は、2月初めにハローワークで募集するそうです。こちらも、たぶんネットには公開されないでしょう。なにしろ、鹿児島市で司書を希望する人は多いので、あっという間に募集をうちきるみたいです。
希望者は足しげくハローワークに通ってください。
posted by: tanechan | 公立図書館 | 09:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
ひさびさ、いのちの授業
 小林市の細野中学校に「いのちの授業」に行ってきました。
対象は、小学6年生と中学1年生。この中学校では、となりあってる小学校と、交流を続けていて、この1週間は、やがて中学に入学する小学6年生が中学校に通って、中学の先生の授業を受けているのだそうです。

 私の「いのちの授業」は、最終日の合同授業として計画されたものです。

いつもは、ブックトーク中心の授業ですが、ブックトークは一部だけにして、アニマシオンもいちぶ取り上げたいと、アニマシオンクラブの笠井先生考案の「わたしの夢、ぼくの夢」を使わせていただきました。(無断でごめんなさい)

 使用する本は、学校と小林市立図書館が準備してくれました。(ついでですが、小林市立図書館は、指定管理者制度になっていて「小林図書の森とらいくる」というNPO法人が
運営しています。小さな図書館で立地条件もよくないですが、NPOの方たち、頑張っているみたいです)
 中学校でも、必要な本は県立図書館から取り寄せてくれて、学校に届けてもらえるので、助かります、とのこと。

 アニマシオンは、予想通りもりあがりました。

 東日本大震災の影響もあって、だれかの役に立つ仕事がしたいなという夢を語る子どもたちが多かったです。

 それに温かく応援する拍手があちこちからおこりました。

 自分でやっているので、写真がないのが残念!

 
posted by: tanechan | いのちの授業 | 17:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界に1冊の絵本づくり
 アニマシオンクラブの岩辺泰吏先生(明治学院大学教授)にならって、私も世界に1冊の絵本づくりに取り組んでいる。

 勤務校では、司書科目の「児童サービス論」と司書教諭科目の「読書と豊かな人間性」。

 非常勤で鹿児島大学の「図書館論」でも。

 岩辺先生は、イエラ・マリの『木のうた』に言葉をつけていらっしゃるようだが、私は、
『かぜのでんしゃ』(たにうち こうた 講談社)と『なみ』(スージー・リー 講談社)を使っている。
いつもは、1グループに1冊ずつ本を配り、付箋の付いたページに、グループで相談しながら、文章をつけてもらい、代表に前に出てきてもらって、1冊の絵本として発表するという手法である。
お互い、他のグループがどんな文章をつけたのかは知らないはずなのに、不思議とストーリーがつながってしまう。

 今週の鹿児島大学の講義では、ふと思いついて、『かぜのでんしゃ』と『なみ』に加えて、いつもはいのちの授業に使っている『アンジュール』(ガブリエル・バンサン BL出版)を2冊ずつ持参した。
受講生を全部で6つのグループに分けて、それぞれ1冊ずつ絵本を選んで、文字のない場面すべてに文章をつけてもらった。同じ絵本に2種類の文章がつくことになる。

 不思議なことに『かぜのでんしゃ』と『なみ』は、ほとんど同じようなストーリーになったが、『アンジュール』は、まったく別の絵本と思えるような作品に仕上がった。

 きっと子どもたちとやると、もっとユニークな絵本づくりができるにちがいない。(だれかやってみませんか)


posted by: tanechan | 司書・司書教諭養成 | 11:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
アニマシオンクラブに参加してきました
  1月7日に上京して、明治学院大学白金校舎で行われた読書のアニマシオン1月例会に参加してきました。午後にあった『フランスの公共図書館60のアニマシオン』の翻訳者辻由美さんの最新のフランスのアニマシオン視察のお話を伺いたくて上京したのですが、午前中の例会もすばらしく充実していました。

 9:30きっかりに始まって、最初は渡部康夫先生のブックトーク「ドラゴンは心の中に」、次に参加者がそれぞれ、持ち寄った本の紹介。二人の方から『僕のお父さんは、東電の社員です』が紹介されました。10時からいよいよ、今月のメイン、小学校高学年グループ担当のアニマシオン。ひとつは、伝記のワークショップでした。写真はこちら。教科書にとりあげられることの多い伝記ですが、高学年や中学生にもっと幅広い伝記に関心をもってもらいたいと考案された作戦、なかなかおもしろい切り口でした。実際に小学5年生に実践されたそうですが、けっこうおもしろがって取り組んでくれたそうです。もうひとつは、小学生の国語に今回初めてとりあげられた随筆を、
小学生に楽しく取り組んでもらうために考えられた授業案をひとあしお先に体験させてもらいました。なんとお題は「ゴキブリ」、アニマシオンクラブの先生ならではの手法を考案されていました。これなら子どもたちもワイワイ云いながらやってくれそうな気がします。

 さて、午後はおまちかね、

辻由美さんの『フランスの読書教育』最新事情。今回は『フランスの公共図書館60のアニマシオン』の著者の勤務するフランスの公共図書館のアニマシオンをインターネットに接続しながら報告してくださった。0〜4歳までの子どもたち対象のおはなし会だが、プログラムには、1本筋がはいっているところが、日本のお話し会とちがうところ。この図書館では、参加者が多いので、同じプログラムを1日3回もやっているそうだ。
年間のアニマシオンのプログラムは公開されていて、子どもやその保護者だけでなく、幼児教育やアニマシオンを学ぶ人たちまで参加者が広がっているのだそうです。そのうえ、ネットでも公開されているので、全世界の人が学べるのです。(すばらしいな)

 もうひとつ、フランスで行われているメディア教育の実際も紹介してもらいました。図書館だけでなく、新聞社や書店など、かなり大掛かりに実践されているらしく、とても刺激的内容でしたよ。やはり、いちど辻さんをお招きして、鹿児島の仲間たちとともにお話し聞きたいなという思いを強くしました。

寒い東京でしたが、やはり行ってきてよかったです。

posted by: tanechan | 子どもの読書 | 18:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
指宿市で学校司書募集!
てくてくライブラリアンからの転記です。 

これまで、指宿市の学校司書はおおむねPTA雇用でした。(合併前から、統一されてなかったらしい)
ところが、新年度から、一律に嘱託扱いで、市が直接雇用することになったようです。
こんなご時世に、思い切った処置をした市当局に拍手!!!

これまでは、PTA事務や購買部の仕事もあったみたいですが、たぶん司書の仕事に専念できます。(それだけ、質の高い仕事を求められているということですね。)

募集要項に、司書や司書教諭の有資格者を求めていないことが少し不満ですが、図書館業務経験者や読書活動の経験者など、実践力を求めているのは、さすが!です。

指宿図書館の電算化に伴い、学校図書館に市立図書館の端末が配置されるらしい。
これまで、アナログでも「出前のおはなし会」「調べ学習サポート」「司書学びの会」「教職員研修」などすばらしい連携を行ってきた指宿の図書館が控えているので、きっともっともっとレベルの高い連携が生まれることでしょう。
(九州で公共図書館と学校図書館の連携を視察するなら、北の小郡、南の指宿と言われるようになってほしい)

給料がやや低いので、指宿市で一人暮らしは厳しいかもしれませんが、4月以降指宿市に住める人という募集条件も、いいですね。

詳しくは、以下のアドレスからご覧ください。

締め切りは1月31日。

てくてくらいぶらりあんでは、共に指宿市の子ども達の読書を支えていきませんか?と呼びかけています。

http://www.city.ibusuki.lg.jp/modules/news/article.php?storyid=970

posted by: tanechan | 学校図書館 | 11:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
今年もよろしく
 ここ数年、東京で迎えていた新年ですが、今年は趣を変えて、年末からあたたかい場所で過ごしました。

 初日の出はここで見るはずでした。

yoake

 アンコールワットです。朝5時半に起きて出かけたのに、実は、いちめん雲に覆われて、太陽が顔を出してくれませんでした。ガイドさんの説明では、おおみそかに酒を飲み過ぎたのかな、ということでした。
(ただし、カンボジアの正月は、4月)

anko-ru

 これは、前日(つまり大みそか)の午後に撮った写真です。みごとに池に写るアンコールワット。
こんな建物を12世紀につくってしまうなんて、この地の人たちは、なんというすばらしい技術をもちあわせていたのでしょう。30年もの歳月をかけて建立したすばらしい遺跡で、もちろん世界遺産になっているだけあって、今でも、世界各国からたくさんの観光客が押し寄せています。
(いちばん多いのはやはり日本人かな。上智大学はじめ、日本のチームが修復保存に力を注いでいます。)

 私にとっては、初の東南アジアです。福岡からのチャーター便で、とても快適な旅。時差はたったの2時間。
 昼間の気温は36度にもなるのですが、乾期で、すごしやすい。これから春ごろまで、観光のベストシーズンのようです。

 
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posted by: tanechan | プライベート | 15:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
学校司書配置に国の補助
本日届いたJLAメールマガジン584号
またまたうれしいニュースが掲載されていた。

「 学校司書配置を措置 」というタイトルで、うれしいクリスマスプレゼントがあったことを伝えている。

 12月24日総務省は「平成24年度地方財政への対応について」公表し、「住民
 生活に光をそそぐ事業」、および次の学校図書館関係の地方交付税措置につ
 いて明らかにしている。

 ・小中学校に学校司書を配置。150億円。小学校9800人・中学校4500人分。
  単価105万円。

 ・図書整備5か年計画。平成24年度から5か年。200億円(5か年計1000億円)。
  増加冊数分86億円、更新冊数分114億円。

 ・新聞の配備。15億円(5か年計75億円)。新聞1紙分。

 学校司書配置については、「厳しい財政状況の中、学校図書館担当職員を配
 置する学校は近年一貫して増加、その必要性が強く認識され始めている。
 (平成17から22年度まで、小学校31.5%から44.8%に、中学校32.5%から45.2%
 に)」と説明している。「いわゆる学校司書」の呼称で交付税措置がされた
 ことは初めてであり、また概算要求時64億円を大幅に上回る予算化がされて
 いる。

 小中高校の図書館に常駐する「図書の先生」(鹿児島ではこう呼ばれています)は、正確には学校司書。しかし、この名称は、いまだに法律(学校図書館法)には、記述がないのですが、近年うれしいことに国もその必要性を認めつつあり、その人件費に交付税処置がとられることになったみたいです。

 まずは、こういう思い切った施策を実施する総務省に拍手を送りたい(パチパチ)。
しかし、1人あたり105万円は、あまりにも少ない。司書はこれだけの給料で働きなさいということではなく、国がこれだけ負担するから、地方自治体で上乗せして支払って欲しい。教員だって、国庫負担は半額、残りは地方自治体の負担でしたよね。たしか。

 
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posted by: tanechan | 学校図書館 | 13:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
知の「地産地消」 図書館と地域書店の振興
日本図書館協会発行 JLAメールマガジン第583号に、図書館と地域書店の振興を図るシンポジウムの記事が出ていた。以下引用する。

 
  日本図書館協会は、公益財団法人文字・活字文化推進機構が主催する「シン
 ポジム読書活動の活性化のために―知の地域づくり、地産地消を考える」
 (仮称)の企画に賛同し、全国学校図書館協議会、日本新聞協会とともに共
 催することとした。
  読書活動の推進にとって学校図書館、公共図書館、地域書店のネットワーク
 が、今後の大きな課題であること、学校、地域のすべての図書館が地域書店
 から図書を購入する図書館と地域書店の振興を図るシンポジウムを企画
 日本図書館協会は、公益財団法人文字・活字文化推進機構が主催する「シン
 ポジム読書活動の活性化のために―知の地域づくり、地産地消を考える」
 (仮称)の企画に賛同し、全国学校図書館協議会、日本新聞協会とともに共
 催することとした。
  
  読書活動の推進にとって学校図書館、公共図書館、地域書店のネットワーク
 が、今後の大きな課題であること、学校、地域のすべての図書館が地域書店
 から図書を購入する「地産地消」は「知の地域づくり」の基盤、との趣旨で、
 フォーラムを開催する。なお引続き、長野、名古屋、神戸、広島、福岡など
 でも開催する予定である。
 とき:1月23日(月)15時〜17時30分
 ところ:憲政記念館大ホール
 基調講演:片山善博・前総務大臣
 パネリスト:片山氏のほか、知事、市長、公立図書館長、学校司書
 参加申込要領等:追って広報する

 読書活動を広げるために、書店と図書館と新聞社のネットワークづくりの必要性を考えてきたが、今年6月に鹿児島で開いた「もっとイキイキ学校図書館かごしまフォーラム」に鹿児島県の書籍商業組合に後援をお願いしただけで、あまり前にすすんでいなかったなあ。

 そういえば、フランスでは、毎年3月にメディア月間ということで、新聞社と書店、出版社、図書館がいっしょにさまざまなイベントをくりひろげているらしい。今回、文字活字文化推進機構が企画したようなネットワークづくり、年を越すが 地元でも何とか考えていきたいものである。 
posted by: tanechan | - | 11:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
年末恒例高校駅伝
 今日は年末恒例の高校駅伝をテレビで見ながら、年賀状書きにおわれていました。

なぜ、高校駅伝かというと、私の母校(宮崎県立小林高校)が出場しているからです。

かつては、何回も優勝したことがあって、
京都に住んでいたころは(数十年前)、卒論ほったらかしたり、結婚してからは年末の家事を気にしながら応援に行っていました。

鹿児島に住むようになってからも、舞台が京都ということもあり、ついテレビ観戦をしてしまいます。
(息子が京都の大学にいるころは、今百万遍にいるから、テレビを見て、映るかもしれない、と電話をかけてきたこともあります。道路にいる観衆までは映してくれなかったけど・・・)

昨年は、鹿児島実業(男子)が優勝したのですが、
今年は、九州勢は、あまりふるいませんでした。

それでも、都往路を懸命に駆け抜けるランナーに元気をもらいます。

世間はとっくに冬休みですが、わが大学は、26日まで講義があります。それも5限まで。新年は5日から。あとしばらく頑張ります。
posted by: tanechan | プライベート | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) |